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障害者が賃上げスト オリンパス特例子会社「生活できぬ」 渋谷 /東京 [ニュース記事など]

そもそも、最低賃金があまりに低すぎるというこの国で、さらに障がい者雇用でなぜ最低賃金のままなのか!?

フルタイムで、最低賃金で働いて生活することが、健康で文化的であるはずがない。
最低賃金で雇うために障がい者を雇用するという本末転倒になっていないか?

最低賃金の低さ、生活保護費の低さ、削減など、人としての尊厳を保てない制度のおかしさと闘うしかない。



毎日新聞 2021/6/22 地方版 有料記事より

障害者が賃上げスト オリンパス特例子会社「生活できぬ」 渋谷 /東京


光学機器メーカーオリンパスの特例子会社、オリンパスサポートメイト(八王子市)の障害を持つ労働者が21日、生活できる賃金への引き上げを求めて終日ストライキをした。障害者雇用の促進を図るために設けられた特例子会社でのストは異例で、労働者は「賃金が最低賃金レベルで生活が成り立たない」と話す。今年度の最低賃金の議論にも一石を投じそうだ。・・・・・・つづく。


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fuf通信43号発行しました [組合活動]

FUF通信発行しました。
みなさん、我慢せずに生きていきましょう!
人と、仲間と!ともにです!


「コロナ禍」1年ー恐怖と不安の正体      

                          
 今だからこその労働組合とは何かを考えること、それはすべての「持たざるもの」に襲いかかっている恐怖と不安の正体を探ること、両者を結ぶことが今回のテーマである。
 この春、北九州がっこうユニオン・ういという小さな労働組合がその終わりを遂げた。1980年代後半より「君が代」強制にかかる処分と闘い、その後日教組から独立して1994年結成、これに私自身が関わってきた。その終わりにあたって、再雇用勤務1年を残した組合員がこれまでになく不安を訴えたと聞き及び、長く労働組合に所属しそれを失う瞬間に労働組合の意義を実感するものなのか、またこの時代、現社会であるからゆえの存在意義なのかと思いを馳せた。

 とりわけコロナ禍1年過ぎてフリーターユニオンの組合員はどうだっただろうか。

 今年3月はじめ、高度経済成長時の普通のサラリーマンとして生きていれば年金生活者であったろう酒の一滴も呑まない中洲歓楽街をただ職場としてきた組合員が「とうとうつぶれましたー」と電話をかけてきて、その後「さすがに1ヶ月家にこもってたら頭が痛くなって」と組合事務所に現れた。また60歳過ぎてもなお働き続ける嘱託職の女性組合員二人は、この春病気休職を余儀なくされた。60歳まで働いてもその職責や評価がまったく賃金に反映せず、いつまで不安定な雇用のままなのかという格差・差別的対応が原因であるし、そこにコロナというストレスが上乗せされている。女性ゆえの賃金格差も根底にはあるだろうし、せめてもの権利としての病気休職の取得であり、「休め、休め」と言いたい。

 昨年コロナ禍直後に訪れた85年生まれの組合員は、熊本の震災で仕事を失い行政の就労支援で得た仕事での不当な解雇相談だった。解決後、いくつもの入社にトライしながらも結局今も安定した仕事にはつけずその日稼ぎのアルバイトを重ねながらしたたかに生き延びている。これも現在の一つの生き方なのかと思う。そんな彼がバイト先で出会った大学生の労働相談にのり会社に電話をして掛け合ったりしている。一人職場でもアルバイトであっても、そこに仲間はいることを教えてくれた。

 それぞれ親の介護を抱え、転職を重ね、あるいは再就職もままならず精神を病みつつ不安定ながらも日々生活のために必死で生き続ける組合員にとって、コロナはさらなる不安と恐怖を与え続けることは疑いようもない。今や大企業であろうが公務員であろうが、資本制社会の「超氷河期」を持たざるものとして生きる日々は、結論から言えば、「コロナ」というウイルスだけに怯えて生きているのではないし、コロナはそのような社会の地続きの結果や象徴でもある。結論を言ってしまえば国家権力を持ってして解決するものではない。

 学習会のテキスト新書「労働組合とは何か」(2021年3月発行木下武著岩波)は、中世に起源を持つ労働組合の歴史をひもとくところから始まる。ギルドから延々と引き継がれた相互扶助と親睦の組織であり自治の重要性である。「労働者の相互扶助の機能はたんなる助け合いにとどまらない。仕事や生活で不安を抱えていると、賃金が安くても働こうとする者がでてくる。競争が生まれる。それはいま働いている者たちの足を引っ張ることになる。だから基金からの費用で生活をいくらか安定させようとした」これが、労働組合の基盤となった「友愛協会」だとする。自分だけ働きすぎたり、安い賃金で働こうとすることを制御し、競争を排除して助け合うことだという。歴史に学ぶべきことは多い。

 職場にたった一人の組合員であることの不安と恐怖は増大するばかり、その正体はまぎれもなく孤立感だろう。その一人ひとりが寄り合うフリーターユニオンという労働組合(合同労組)だからこそ、不安を超えて得るものは倍増する。すでに近代社会が始まったときに見えていた現在の状況、その真っ只中を生き延びるためにこそ労働組合は存在することを歴史も現実も教えてくれる。




 
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河合塾講師の雇止め、中労委が救済命令!

厚労省のリーフレットを数枚手渡しただけで?なんで雇止め?
それは明らかな不当労働行為だったということです!
河合塾って、いったいどうなってるんですかね?有名予備校だったけど・・・・。



河合塾の講師契約打ち切り、「7年」経て中労委が復職命じる 講師「とても長かった」


大手予備校の学校法人河合塾(本部・名古屋市)のベテラン講師の契約打ち切りをめぐる労働紛争で、中央労働委員会は講師を復職させるよう命令した。講師側が6月7日に発表した。契約が終了してから7年以上がたっていた。

この講師は、河合塾ユニオン(首都圏大学非常勤講師組合河合塾分会)の書記長・佐々木信吾さん(59歳)。

「とても長かった。自分は数学の担当だったので、家庭教師などで食いつなげたが、他の教科では難しかったと思う」と語った。

ただし、河合塾側が、命令の取り消しを求める裁判(取消訴訟)を起こすと、解決までさらに時間がかかる。取材に対して河合塾は「内容を確認中なので、コメントは差し控えたい」と回答した。

●校舎内で厚労省のリーフレット配ったことなどが問題に

申し立てによると、佐々木さんは2013年8月、無期転換ルールなど、労働契約法の改正について解説した厚労省のリーフレットを職員数名に手渡した。

河合塾側は、施設内で許可なく文書を配布した施設管理権の侵害などと非難。過去の言動などと合わせて、塾の信頼を裏切ったなどとして、翌年度の契約を締結しない旨の書面を通知した。

これを受け、佐々木さん側は組合つぶしなどと主張し、愛知県労委に救済を申立てた。

●地労委で救済命令、河合塾が不服申立て

愛知県労委は2016年、河合塾の不当労働行為を認定し、復職やバックペイ(契約打ち切られてからの報酬)の支払いを命じた。河合塾はこれを不服として、中労委に再審査を申し立てた。

中労委は5月に交付した命令書(命令は2月17日付)で、愛知県労委の判断を支持し、河合塾の再審査申立てを棄却した。命令の中で中労委は、佐々木さんを含めた「委託契約講師」についても、労働組合法上の労働者に当たると認めている。

河合塾ユニオンによると、河合塾では雇止めされた非正規講師や無期転換後に待遇を下げられた講師などとの間でも、裁判を含めた複数の労働紛争が起きているという。

弁護士ドットコムニュース編集部





河合塾が講師を雇い止め 中央労働委「不当」と救済命令
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奨学金返済や教育費の負担の軽減を!

いまや、働きながら学ぶ大学生は当たり前になっている。
かつての勤労学生というイメージではない。
自分で学費を稼ぎ、生活費を捻出しながら、学んでいる学生ばかりだ。
そして、その矛盾はやはり労働現場にある。
学生アルバイトというのは名ばかりで、ほぼ正社員並みに働かされているし、その実質的な責任もである。

そしてその基にあるのは、国の奨学金制度であり、教育費の巨額さにある。
学生の本分はやはり学ぶことであり、教育は保障されねばならない。





2021年6月4日(金)現在
署名数1000名突破!

オンライン署名「奨学金返済や教育費の負担を軽減するため、税制支援を求めます!」
呼びかけ人:大内裕和、岩重佳治、神津里季生
                     
 皆さん、オンライン署名の賛同署名のお願いです。奨学金返済は多くの若者にとって、大きな負担となっています。そこで、奨学金返済者や保護者の教育費の負担を軽減する税制支援(減税)の実現をめざしてオンライン署名を実施しています。6月4日(金)18:16現在、署名数は1049名と1000名を突破しました。
 将来的な高等教育の漸進的無償化や無理のない奨学金返済制度への改善につなげていくためにも、少しでも不公平感をなくし、みんなが負担軽減を実感できる政策支援が喫緊の課題です。現状を打開する一歩として、私たちの署名にぜひご協力ください。
<呼びかけ人>
大内 裕和(奨学金問題対策全国会議共同代表、中京大学教授)
岩重 佳治(奨学金問題対策全国会議事務局長、弁護士)
神津 里季生(労働者福祉中央協議会会長、日本労働組合総連合会会長)


あなたの声がチカラになります

https://www.change.org/p/%E8%8F%85%E7%BE%A9%E5%81%89%E5%86%85%E9%96%A3%E7%B7%8F%E7%90%86%E5%A4%A7%E8%87%A3-%E9%BA%BB%E7%94%9F%E5%A4%AA%E9%83%8E%E8%B2%A1%E5%8B%99%E5%A4%A7%E8%87%A3-%E8%90%A9%E7%94%9F%E7%94%B0%E5%85%89%E4%B8%80%E6%96%87%E9%83%A8%E7%A7%91%E5%AD%A6%E5%A4%A7%E8%87%A3-%E5%A5%A8%E5%AD%A6%E9%87%91%E8%BF%94%E6%B8%88%E3%82%84%E6%95%99%E8%82%B2%E8%B2%BB%E3%81%AE%E8%B2%A0%E6%8B%85%E3%82%92%E8%BB%BD%E6%B8%9B%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81-%E7%A8%8E%E5%88%B6%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%82%92%E6%B1%82%E3%82%81%E3%81%BE%E3%81%99-dbe6a81f-e82d-4d32-9eca-9aeab61e75f2?recruiter=57646325&utm_source=share_petition&utm_medium=twitter&utm_campaign=psf_combo_share_initial&utm_term=psf_combo_share_initial&recruited_by_id=aad55260-7733-0130-eab3-00221964dac8&fbclid=IwAR3bxDJr6ZIcp9_tNUQxAJMBLtGPyIUzzM7M7eQ3e0W6XawFhRCNdU3mmgM


朝日新聞ウエブ記事より

フードバンクに学生殺到 コロナ禍バイト減少、生活困窮

新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言下の関西3府県で、フードバンクなどの支援を受ける学生が相次いでいる。3府県では飲食店への休業要請などが続き、アルバイト収入が減って困窮する学生が増えているとみられる。専門家は学生への支援を拡充すべきだと指摘する。・・・・・・・・
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