SSブログ

茨城不安定労働組合からの連帯メッセージ [組合活動]

フリーターユニオン福岡メーデーに参加の皆さま

今年もメーデーがやってきました。以下、連帯の言葉を送ります。

まずは、今年も福岡と茨城の離れたそれぞれの地でメーデー集会・デモを行えることを素直に喜びたいと
思います。そして、1886年5月のシカゴで8時間労働を求めて集会、デモ、ストライキを行った労働者が
虐殺されて以来、世界の労働者が文字通り血を流して闘い続けてきた歴史に思いを馳せたいと思います。
そして、この世界にはいまも、働かなければ生きていけない私たち労働者に対し、そうではない特権階級が
存在し、その二つの間の不平等はますます拡大していること、この不平等をめぐる闘いは続いていることを
確認したいと思います。

この日本に住む私たちには今年のメーデーは特別な闘いの意味を持っています。そう、新天皇即位が
5月1日にあるからです。あろうことか、天皇という、身分差別、女性差別、民族差別の象徴の日を
メーデーにぶつけてくる意図は明らかでしょう。そこで、毎年茨城反貧困メーデーを行ってきた私たちは、
今年は特別バージョンとして、「5月1日は天皇の日じゃない労働者の日だメーデー」を行うことにしました。
つくば市内で集会とデモを行います。

働かなければ生きていけない私たちにとって、天皇や皇族といった世襲制の特権階級など廃絶の対象で
しかありえません。労働者の日への天皇の日の上書きなど許さず、人々がともに助け合って生きる社会
をめざして、ともに闘いましょう!

2019年4月29日
5月1日は天皇の日じゃない労働者の日だメーデー実行委員会
nice!(1)  コメント(0) 

自由と生存のメーデー2019 IN 東京 [イベントなど告知]

自由と生存のメーデー2019

10連休うちらアブレてるんだけど? 〜殺される前に運動しよう〜

2019年5月6日(月)13:30開場14:00開始

スピーカー:雨宮処凛、周香織、砂希矢エリカ、向井宏一郎、djmixnoise 

資料代:500円交流会参加費:500円
東京都渋谷区代々木4-29-4西新宿ミノシマビル2F


2019自由と生存のメーデー.jpg
nice!(0)  コメント(0) 

10連休の???その1 [ニュース記事など]

生活の一部となってしまったコンビニ。コンビニに支配された生活と言っても過言ではない。
今更、見直しと迫られてもなあってとこもあるけど、10連休をお国が押し付けるなら、そもそもコンビニなんて存在できないでしょ。



コンビニ24時間、見直し拒否で独禁法適用検討 公取委

 コンビニの店主が24時間営業の見直しを求め、本部がこれを一方的に拒んで店主に不利益を与えた場合、公正取引委員会は独占禁止法の適用対象とする方向で検討に入った。営業時間を縮めると人件費が減って店の赤字を避けられるのに本部が拒む例などを想定しており、コンビニ各社は対応を迫られそうだ。

 国内に5万5千余りあるコンビニ店のほとんどは、本部とフランチャイズ(FC)契約を結んだ店主が営むFC店だ。

 本部は、店の売上高などに応じて店主から加盟店料を集める仕組み。人手不足を背景にアルバイトの時給は上昇しているが、その負担は、契約に沿って店主にまわっている。

 公取委の複数の幹部によると、バイトらの人件費の上昇で店が赤字になる場合などに店主が営業時間の見直しを求め、本部が一方的に拒んだ場合には、独禁法が禁じている「優越的地位の乱用」にあたり得る、との文書をまとめた。
nice!(1)  コメント(0) 

メーデービラより [イベントなど告知]

5月1日は世界の労働者とともに、街頭で声を上げましょう。

当日、5月1日(水)午後2時から天神コア前あたりで、お会いしましょう。



5月1日メーデーは、働く労働者の権利と連帯のためのお祭り
 みなさん!本日5月1日はメーデー、国際的な労働者の日です。世界中で労働者たちが今日という日を祝うとともに、権利の獲得を要求し、お互いへの連帯を表明しています。
みなさんは、このメーデーの由来をご存じでしょうか。どうして、5月1日が国際的な労働者の日とされるようになったのでしょう。
メーデーの発祥は、19世紀のアメリカにまで遡ります。1886年に、アメリカの労働者たちが、一日8時間の労働時間を要求して、デモやストライキを始めたことが、そのきっかけです。
 その後、この動きは世界的に広がっていき、5月1日は、労働者の日であるとともに、権利の要求と国際的な連帯の日であるメーデーとされるようになったのです。
 日本の地においても、大日本帝国憲法下の厳しい時代である1920年に、東京上野において、第1回メーデーが開かれています。


わたしたちが、このメーデーの歴史から学べることがいくつかあります。
その一つは、労働者の権利というものは、闘って勝ち取らなければならないものであるということです。闘争なくして、労働者の権利獲得はありえないのです。
 もう一つは、他の人権と同じく、労働者の権利は、拡張されていくべきものであるということです。かつて一日8時間の労働時間を要求していたとき、多くの人が「それは無茶だ」と思ったのではないでしょうか。
もう一つは、連帯することの大切さです。わたしたち労働者ひとりひとりは、弱い存在です。だからこそ、労働組合のような存在があり、団体交渉権やストライキの存在があるのです。


とはいえ、今の日本社会においては、有効求人倍率こそ上がったものの、その働き口の多くは非正規職であったり、正社員であっても労働条件の厳しいものであったりすることは、おそらくみなさんよくご存じだと思います。
 その上、さらに問題があります。ここまで、当たり前のように「労働者」という言葉を、使ってきました。ひょっとしたら、この「労働者」という言葉に違和感を感じる方もいるかもしれません。
 何らかの理由で、働きたくても働けないという人や、あるいは今の社会にはなじめないという人々も存在しているからです。たとえば、就職氷河期世代(ロスジェネ世代)に生まれ、「引きこもり」状態になったままでいる人々のことなどを考えれば、わかりやすいかと思います。


 実は、わたしたちフリーターユニオン福岡は、労働組合として労働問題に取り組むだけでなく、組合員たちがこの厳しい時代を生き延びること、すなわち生存すること、をも重視しています。
 正規・非正規労働者だけでなく、「引きこもり」や「ニート」と呼ばれて社会から疎外されている人々、あるいは失業者とともに、生存と連帯の道を目指しているのが、私たちなのです。


 また、みなさんご承知のように、今日5月1日は、天皇明仁の「生前退位」とそれにともなう代替わりによって、「新天皇」徳仁の即位の日でもあります。
 これは、長い年月をかけ、世界中の労働者が獲得してきた権利を、冒涜するような行為です。まるでメーデーという歴史的な日付が乗っ取られたかのようです。

みなさん!
今日という日は、わたしたちから吸い上げた税金でのうのうと暮らし、大嘗祭などわけのわからない怪しげな儀式に大金をつぎ込んでいる「天皇」のために祝うのはやめましょう。

ふだん働いている自分たちのために、あるいは社会になじめないでいる自分たちのために、世界の労働者たちとともに祝いましょう。
nice!(0)  コメント(0) 

「貧困とセックス」 [本や映画などの紹介]

なぜ、日本社会は「貧困」を理解できないのか

「貧困とセックス」


大昔からよこたわる貧困問題に、国が本気で取り組まないことは承知だが、労働組合が現実の貧困問題をどこまで理解し、解決できるのかと考えるとき、本気の議論をしているこの著書は、刺激的である。
しかも、もう人ごとではないところまで、それは来ているのだから。

作品情報

『ルポ中年童貞』『最貧困女子』両著者が徹底討論! 男女2400人への取材でわかった「最底辺」のリアル
AV女優や風俗嬢など性産業に携わる人々を取材し、介護事業の経営者として辛酸を嘗めた経験も持つ中村淳彦と、セックスワークのなかでも最底辺の売春ワークに陥っている女性を取材し、自身も脳梗塞に倒れて貧困当事者の苦しさを痛感した鈴木大介。いま最も「地獄」を見てきた二人が目にした、貧困に苦しむ人々の絶望的な現状とは。性産業の問題から、教育・福祉・介護の悲惨な状況、そして日本社会の構造的問題にいたるまで、縦横無尽に語り尽くす。

商品情報
nice!(1)  コメント(0) 

わたし、定時で帰ります。 [本や映画などの紹介]

来週火曜日午後10時スタートのドラマ。

労働組合チックな話ではないけど、こんな話がドラマになる社会。
一見の価値はありますよん。

なんで、人は残業してしまうのか・・・、みたいなです。
とりあえず、ドラマ観る余裕のある働き方しましょう(笑

「わたし、定時で帰ります」
nice!(0)  コメント(0) 

第6回怠ける権利!学習会お知らせ [イベントなど告知]

とき:4月20日(土)10:00~昼過ぎまでだらだらおります。フリーターユニオン事務所にて

第6回学習会は、第6章「棄民の国家」の方へとのテーマです。

前章で1980年代という時代を振り返り分析しましたが、90年代からは「失われた10年」そして20年・・・・とといわれています。
なぜかこの日本では、「平成」などという手前勝手な括りとされてきて、「失われ」続けています(笑

なにごとも前へ前へと、急ぎ、競争することを止めることの大切さを学ぶための「怠ける権利」学習会ですので、失われることもまたよしということにもなりましょうが。
氷河期世代、超氷河期と言われ、不安定雇用と低所得へとまっしぐらの時代でした。

いまや、40代以上の「引きこもり」状態となって働けない人が増加し続けているという・・・・「新しい時代」は、いよいよ「怠ける権利!」を叫ぼうではありません。



第6章「棄民の国家」の方へ

──「失われた10年」に起こったこと


1「失われざる10年」の記憶

文化──「クールジャパン」の方へ
政治──五五年体制の崩壊と「市民」の台頭


2「棄民の国家」の方へ

「システム」の機能不全
「棄民の国家」の方へ


3 叩かれた「怠け者」

少年犯罪と「ユースフォビア」
叩かれた「怠け者」──「若者論の失われた10年」
統計の詐術と「世代の堕落史観」──若者への偏見を生み出したもの
nice!(0)  コメント(0)