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「はたらく」ということ ブラックバイト対処法 [本や映画などの紹介]

京都にある花園大学のサイトから。

ブラック企業とかいう「ブラック」という名付けについては、異論もありますし、そもそも労基法を完全に遵守してる会社がどこにあるのかという問題や、大企業やグローバル企業の存在そのものが、労働者を搾取してるという問題を置いて、「ブラック」会社とか名付けることには、異論がありますが。

そして、いまや大学生がアルバイトとか勤労学生とかいう程度のことではなく、ほぼ正社員並みに働いて学費や生活費をまかなわねばならない社会となっていることこそ異常なことであり、問題ではないかと。

アルバイトなんて言葉はもう使えないのだと思います。

学費の高額さや、奨学金がサラ金化してることこそ問題にすべきことだと思いますが。
とりあえず、「アルバイト」で働く学生のために、労働法を学んでもらうことを推奨している下記大学を紹介します。



「はたらく」ということ ブラックバイト対処法



学生アルバイトは労働者?


「働く」ということ、「労働」という言葉があります。「労働組合」とは最近、いわないんですね。「ユニオン」という。働く人たちを「労働者」といいます。労働者はどういう人たちのことをいうのか。みなさんの中には将来、お寺を継いで住職になる方もいると思います。「自分は労働者じゃない、関係ない」と思われている方もいると思いますが、実はお寺のお坊さんもかなりの方たちは労働者です。労働者というのは「他人に使われて働いている人たち。誰かに指示を受けて報酬をもらう働き方をする人たち」。みなさんが学生アルバイトをする時は、ほとんどすべて労働者です。「アルバイト」という言葉を使います。アルバイトというのは「働く」という意味です。ワークと同じ。今、日本で使われているアルバイトというのは学生など他に本業があり、その人が別の機会に本来の学業や仕事とは別に仕事をすることを「アルバイト」と呼んでいます。法律では「アルバイト」という言葉は出てきません。時間が短く働く人、期間をつけられて働く人という枠組みはあるのですが、「アルバイト」という区別はありません。普通の労働者と同じようにアルバイトもまた労働者として保護されていることをまず、ご理解ください。

つづく。




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「労働組合とは何か」 [本や映画などの紹介]

今こそ労働組合の真価が問われるときなのだろうが。
あらためて労働組合の問い直しつつ、歴史を知り、あらたな形を模索し、展望し、作っていきたい。
そのための必読書、発行されました。
常に、自分たちの運動・活動を見直し、切磋琢磨していくための批判も大切なこと、今、この時期に発行されたということを貴重なものとして受け止め、学んでいきたいし、労働組合を本当には知らない多くの人はまずは一読をお勧めしたいと思います。

労働組合は、そこに自然発生的には生まれないんだと。



「労働組合とは何か」


 日本では「古臭い」「役に立たない」といわれる労働組合。しかし世界を見渡せば、労働組合が現在進行形で世界を変えようとしている。この違いの原因は、日本に「本当の労働組合」が存在しないことによる。社会を創る力を備えた労働組合とはどのようなものなのか。第一人者がその歴史と機能を解説する。



はじめに

第一章 歴史編1 ルーツを探る――「本当の労働組合」の源流は中世ギルドにある
 1 労働組合の遠祖・ギルドの原理
 2 中世市民社会と日本でのその不在
 3 職人組合から労働組合へ

第二章 歴史編2 「団結せよ、そして勤勉であれ」――職業別労働組合の時代
 1 近代市民社会の形成と論理
 2 初期労働組合の形成
 3 産業革命と労働者の階級形成
 4 職業別労働組合の確立

第三章 分析編1 労働組合の機能と方法
 1 労働組合とは何か
 2 労働組合と政党

第四章 歴史編3 よるべなき労働者たち――一般労働組合の時代
 1 新労働組合運動(ニュー・ユニオニズム)の台頭
 2 一般労働組合の基盤と組合政策
 3 労働組合の形態転換と労働政治

第五章 歴史編4 アメリカの経験――産業別労働組合への道
 1 労働運動の二つの潮流
 2 職業別組合の限界と産業別組合の挫折
 3 労働者の企業別分断と産業別組合の対抗

第六章 分析編2 いかにして社会を変えるのか――ユニオニズムの機能
 1 産業化の新しい段階と産業別労働組合
 2 労働組合機能の発展
 3 産業別組合組織と産業別統一闘争

第七章 歴史編5 日本の企業別労働組合――日本的労使関係の形成・衰退
 1 戦前第一期――「渡り職工」と横断的労働市場
 2 戦前第二期――戦前期労働運動の高揚と弾圧
 3 戦前第三期――日本的労使関係の戦前期形成
 4 戦後第一期――労働運動の高揚と日本的労使関係の形成(一九四五~六〇年)
 5 戦後第二期――企業主義的統合と労使協調の労働組合(一九六〇~七五年)
 6 戦後第三期――労働戦線統一と総評解散(一九七五~九〇年)
 7 戦後第四期――戦後労働運動の危機とユニオニズムの創造(一九九〇年~)

第八章 分析編3 日本でユニオニズムを創れるのか
 1 時代の転換と働く者の悲惨――雇用不安、貧困、過酷な労働
 2 日本における産業別労働組合の登場
 3 ユニオニズムの主役はどこにいるのか
 4 ユニオニズムの創り方

あとがき
参考文献





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アリ地獄天国上映 [本や映画などの紹介]

土屋監督作品「アリ地獄天国」の上映が、KBCシネマで実現し、フリーターユニオン福岡もその鑑賞とトークに参加させていただきました。

いろいろな意味で、このような映画の上映や集客の困難ななか、1回限りの上映ということもあり(最終的に翌日にも2回目が行われました)、予想を超えた観客数となりました。

今、求められている「理由」が多くそこにはあると感じられる映画であり、監督のトークショーでもありました。
下記に、KBCシネマからのリポートがありますので、これを参照させていただきます。

労働組合というよりも、労働者そのものが見えにくい社会となってしまっている現実のなかで、いかに人間が働きづらさを抱え込んでいるかということでもあり、この映画の主人公である西村さん、そして「山ちゃん」に自分自身を重ね合わせられるものであったと思います。

改めて、社会には労働組合、労働運動、働くものを尊重する文化が必要であり、それは当たり前の人間の生きる社会であるのだということを確信する機会となりました。

監督はじめ映画を支えてくださったみなさんにも感謝。





【イベントレポート】
★2/13(土)『アリ地獄天国』
当館で2日間限定上映の本作、初日の本日は土屋トカチ監督にお越しいただき、本編上映後に舞台挨拶を行いました!
ある引越会社で働く男性が、会社の方針に異議を唱え個人加盟の労働組合に加入すると、営業職からシュレッダー係へ配転させられ、給与が半減。さらには懲戒解雇にまで追い込まれる――。
本作は、理不尽な労働環境に置かれた彼の、会社の改善を求めて闘った3年間に密着するドキュメンタリーです。
舞台挨拶では、すべての労働者と失業者の生活・権利の向上を目指して活動されているフリーターユニオン福岡の丸田弘篤さんにも登壇いただき、本作の制作秘話や日本社会に蔓延する労働問題についてさらに詳しくお話ししていただきました。
主演の西村有さんは本作に「この映画で描かれた3年間は自分の誇りである」というメッセージを寄せられたそうです。
そのメッセージについて丸田さんが「自分が作品の中で表現されているという意識、自分の伴走者となりカメラを回し続けた土屋監督の存在が彼を最後まで支え続けた」と語られた姿が大変印象に残りました。
監督の「自分の学生時代にこのような作品があればよかったなあという思いで映画製作をしている」というお言葉の通り、自らの映像作品を通じて、少しでも多くの若者に世の中に適応するためではなくサバイブしていくための知識を届けたいという強い思いを感じられる舞台挨拶でした。
本日はお越しいただきました皆さま、そして土屋トカチ監督、丸田弘篤さん、誠にありがとうございました!
『アリ地獄天国』は明日の9:55にもう一度上映がございます!

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2021.2.13あり地獄天国.jpg


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アリ地獄天国 [本や映画などの紹介]

本映画は、福岡でもKBCシネマで土屋監督のトークとともに上映が予定されてはいますが、このようn時期であるため、オンライン配信での上映も試みられているようです。

KBCシネマの予定は、サイトを確認してください。
2月13日(土)詳細が未定、1日限定の上映となっているようです。

以下の監督の話をどうぞ。


いま仕事で苦境にいる人へ!ブラック会社とひとり闘った社員の記録「アリ地獄天国」オンライン上映実施へ


「コロナ禍のため、職を失った人が国内で8万人を超えたと報道されています。実際にはもっと多いでしょう。コロナを理由に解雇を迫られた事例も後を絶たない。これからさらにこうした報道は増えるでしょうし、アルバイトの職を失い、困窮状態にある学生も増えています。こんなときだからこそ、本作は観てもらいたいんです。」

<映画「アリ地獄天国」スペシャルトーク付きオンライン上映会 Vol.3>

オンライン配信サイト にて

https://streaming.zaiko.io/_item/335198

【スケジュール】

1月30日(土)

14:00~本編オンライン上映開始

15:40 本編終了、トーク開始

16:30 トーク終了予定

【チケット代】1800円 (購入手数料275円が別途かかります)

アーカイブは、2/2(火)の23:59まで視聴可能



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まともな労働組合の受難 [本や映画などの紹介]

必読書!
「労働法律旬報」2021年1月合併号



[特集①]新型コロナウイルス禍における労働法・労働政策のあり方
コロナ禍が露わにした〈規制撤廃と「家計補助」処遇〉併存の蓄積
―雇用保険を中心に=後藤道夫…………06
コロナ禍で浮き彫りになったフリーランス保護の必要性=脇田 滋…………17
コロナ禍で明らかになった社会保障の課題―フリーランス等の個人事業主の「失業」を題材に=沼田雅之…………22
新型コロナウイルス禍におけるテレワークの普及とその課題=細川 良…………29
新型コロナ感染拡大と労働組合(法理)=道幸哲也…………35
コロナ禍と外国人労働者=斉藤善久…………40
コロナ禍と女性労働―対応策にジェンダー視点は反映されているか=浅倉むつ子…………44

[特集②]新型コロナウイルス禍における労働立法政策―日本と諸外国の動向
新型コロナウイルス禍における日本の労働立法政策=濱口桂一郎…………54
コロナ禍におけるイギリス社会保障法と労働施策の対応=丸谷浩介…………61
フランスにおける新型コロナウイルス蔓延禍の経済・雇用対策=藤本 玲…………67
新型コロナウイルス禍における労働立法政策―ドイツにおける状況=川田知子…………71
コロナ禍におけるアメリカの労働政策=柳澤 武…………77
スウェーデンのコロナ禍における労働政策
―学校関連の労働政策を中心に=渡辺まどか…………81

[労旬70周年記念連載企画]最高裁判例法理の再検討⑬パナソニックプラズマディスプレイ(パスコ)事件
労働者派遣と偽装請負=有田謙司…………96

[研究]まともな労働組合の受難
―全日本建設運輸連帯労組関生支部刑事訴追裁判鑑定意見書=熊沢 誠…………111

[連載]『労旬』を読む93「《調査研究》職場組織の構造と機能(三)東武鉄道労働組合」(12)
―職場民主主義=篠田 徹…………132

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熊沢誠氏フェイスブックより引用


「まともな労働組合の受難」について


 人びとの関心が当然ながら深刻なコロナ禍に集中して、あまり広く知られていませんが、2018年以来、関西4府県では、全日本建設運輸連帯労働組合傘下の単組、関西生コン支部に対する、刑事訴追を中心とした常軌を逸した弾圧が強行されています。それは不当労働行為を辞さない企業グループと国家権力(警察・検察・裁判所)の連携による、まともな(欧米ではふつうの)労働組合運動をこの日本から一掃しようとする企て。係争中の8つほどの法廷で権力側が勝訴することがあれば、それが私たちの民主主議の明日に与える打撃ははかりしれません。
 このたび、昨年晩秋にこれらの法廷に向けて懸命に執筆した私の「鑑定意見書」が、異例の扱いとして『労働法律旬報』(2021年1月合併号)に掲載されました。メインタイトルは「まともな労働組合の受難」としました。約4万字の長文。裁判資料などにもとづいて、労働組合・労使関係というものへの警察・検察の認識における歪みと偏見、誤謬と視野狭窄を分析し、ときに異端とみなされもする関生支部のあまりのまともさ、弾圧の背景と判決の影響などをくわしく論じています。ぜひ読んでくださいますように!
 ただ、この雑誌『労旬』は、法曹関係の業界誌のように高価で誰にでも購入をお薦めすることががためらわれます。広く働く人びとの手に届く、なにかいい方法はないでしょうか。
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ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の論理 [本や映画などの紹介]

デヴィッド・グレーバーが亡くなったということで、この本も注目を浴びたのかもしれないが、では、デヴィッド・グレーバーがどれほど知られているのかと言うと全く見当もつかないが、この「ブルシット・ジョブ」という聞きなれない言葉も含めて、彼の死を悼むためにも、果たして彼が何を言おうとしていたのか知っておきたい。



翻訳の酒井隆史氏の解説「日本人のためのブルシット・ジョブ入門」から引用。


無意味な仕事に苦しむひとたちのために


さて、ここから5の論点に戻って、そこで見落としてはならないBSJ論のねらいを確認しておきたい。

しばしば誤解されているようにみえるのだが、BSJ論はBSJを攻撃しているのではない。あえていえば、そこで攻撃されているのは、BSJを生産し増殖させているシステム総体である。

現在の金融化した資本主義システムが作動するとき、必然的に、この壮大な「ブルシット機械」も作動をはじめるということである。BSJ階級もSJ階級も、その機械に押しつぶされているものなのであって、この機械をこそ壊さなければならない。少なくとも、『ブルシット・ジョブ』のねらいはそこにある。

そんな、世界的に配備された「惑星的ブルシット機械」の作動を止めることは、わたしたちが「労働」から解放されるときだろう。

そしてそれは、実は、すでに実現しているかもしれないのであって——グレーバーは週15時間労働の実現といった、ケインズがわたしたちのこの時代にむけた予測は実質的には当たっているという——、BSJは、その実現を、つまりわたしたちを「いい感じ」——一日、2,3時間働いて、あとは自由に、自発的に、不安も拘束もなしに活動することができる——にさせないため、それを阻止するために、その道のりをふさいでいるのかもしれない。

そういったわくわくする想像をさせてくれるだけでも、本書はなにがしか「意味のある」仕事をなしているだろう。

そこには、わたしたちとおなじように苦しい人たちの言葉がたくさんある。そして筆者はそれらの言葉に耳をかたむけ、そのような苦境がなぜ生まれるのかを四苦八苦して——本当に四苦八苦という感じなのだ——考えようとしてくれている。

どんな仕事であれ、世間がどうみている仕事であっても、それがいやで仕方のないたくさんのひとたち、あるいは、仕事のなかのわずかのよろこびも無意味な作業に日々浸食され、つらく感じているたくさんのひとたちに、それはきっと届くはずだ。





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2020年はメーデー100周年 [本や映画などの紹介]

日本では、第91回メーデー!
メーデーの歴史を観てください。

「メーデー100年の歴史」







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アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した [本や映画などの紹介]

2010年がやってきました。
何をか労働者に明るい未来があるのかといえば、私たちは時代を一歩でも先取りするために学べるということか。
やられたらやりかえせだけど、やられる前に避けよう!
そのために学ぶしかないことを、今年もともに!

とりあえず2010年最初の課題書は、これです。
焦ることはないけど、やられる前に学びましょう。


アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した 潜入・最低賃金労働の現場 ジェームズ・ブラッドワース/著 濱野大道/訳


これは「異国の話」ではない 英国で“最底辺”の労働にジャーナリストが自ら就き、体験を赤裸々に報告。働いたのはアマゾンの倉庫、訪問介護、コールセンター、ウーバーのタクシー。私たちの何気ないワンクリックに翻弄される無力な労働者たちの現場から見えてきたのは、マルクスやオーウェルが予言した資本主義、管理社会の極地である。グローバル企業による「ギグ・エコノミー」という名の搾取、移民労働者への現地人の不満、持つ者と持たざる者との一層の格差拡大は、我が国でもすでに始まっている現実だ。 目次 第1章 アマゾン 第2章 訪問介護 第3章 コールセンター 第4章 ウーバー

「私たちがやらねばならないことはひとつ。耐えられないことがあれば、変えること。今こそ変化の時だ」という、公式上映後のケン・ローチ監督のスピーチがさらなる拍手を呼んだ感動作

映画「家族を想うとき」ケン・ローチ監督   KBCシネマで上映中。

イギリスの現実をこの映画も描いていますが、労働組合とか労働運動というものがかけらも出てこない、
このこと自体が現実を描いてるとしか言いようがない、まるでSFの世界のような怖さがあります。

労働者性を奪われることで、さらに搾取の強度が増していく社会。
疑問を抱き異議を唱える隙間さえ与えられない社会。




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「わたしたちのホンネで語ろう 教員の働き方改革」 [本や映画などの紹介]

「わたしたちのホンネで語ろう 教員の働き方改革」

https://www.nippyo.co.jp/shop/img/books/temp/08184.jpg




日本評論社より「こころの科学」の特別企画として最近出版された。

教員の働き方改革として、裁量労働制といったものが採用されるという、あまりにでたらめな政策に根本から批判を加えながら、これからの学校、公教育、教員のありかた、労働というものについて、現場で闘って来た方々の知恵を中心に編まれている。


教員ですら、なり手が減り、どの労働現場も「人手不足」という倒錯した、失業時代を迎えている。

若い人にぜひ手にとっていただきたいと、編者らは訴えている。

※座談会で、フリーターユニオンが一瞬、出現!必読!
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「貧困とセックス」 [本や映画などの紹介]

なぜ、日本社会は「貧困」を理解できないのか

「貧困とセックス」


大昔からよこたわる貧困問題に、国が本気で取り組まないことは承知だが、労働組合が現実の貧困問題をどこまで理解し、解決できるのかと考えるとき、本気の議論をしているこの著書は、刺激的である。
しかも、もう人ごとではないところまで、それは来ているのだから。

作品情報

『ルポ中年童貞』『最貧困女子』両著者が徹底討論! 男女2400人への取材でわかった「最底辺」のリアル
AV女優や風俗嬢など性産業に携わる人々を取材し、介護事業の経営者として辛酸を嘗めた経験も持つ中村淳彦と、セックスワークのなかでも最底辺の売春ワークに陥っている女性を取材し、自身も脳梗塞に倒れて貧困当事者の苦しさを痛感した鈴木大介。いま最も「地獄」を見てきた二人が目にした、貧困に苦しむ人々の絶望的な現状とは。性産業の問題から、教育・福祉・介護の悲惨な状況、そして日本社会の構造的問題にいたるまで、縦横無尽に語り尽くす。

商品情報
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