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メーデービラより [イベントなど告知]

5月1日は世界の労働者とともに、街頭で声を上げましょう。

当日、5月1日(水)午後2時から天神コア前あたりで、お会いしましょう。



5月1日メーデーは、働く労働者の権利と連帯のためのお祭り
 みなさん!本日5月1日はメーデー、国際的な労働者の日です。世界中で労働者たちが今日という日を祝うとともに、権利の獲得を要求し、お互いへの連帯を表明しています。
みなさんは、このメーデーの由来をご存じでしょうか。どうして、5月1日が国際的な労働者の日とされるようになったのでしょう。
メーデーの発祥は、19世紀のアメリカにまで遡ります。1886年に、アメリカの労働者たちが、一日8時間の労働時間を要求して、デモやストライキを始めたことが、そのきっかけです。
 その後、この動きは世界的に広がっていき、5月1日は、労働者の日であるとともに、権利の要求と国際的な連帯の日であるメーデーとされるようになったのです。
 日本の地においても、大日本帝国憲法下の厳しい時代である1920年に、東京上野において、第1回メーデーが開かれています。


わたしたちが、このメーデーの歴史から学べることがいくつかあります。
その一つは、労働者の権利というものは、闘って勝ち取らなければならないものであるということです。闘争なくして、労働者の権利獲得はありえないのです。
 もう一つは、他の人権と同じく、労働者の権利は、拡張されていくべきものであるということです。かつて一日8時間の労働時間を要求していたとき、多くの人が「それは無茶だ」と思ったのではないでしょうか。
もう一つは、連帯することの大切さです。わたしたち労働者ひとりひとりは、弱い存在です。だからこそ、労働組合のような存在があり、団体交渉権やストライキの存在があるのです。


とはいえ、今の日本社会においては、有効求人倍率こそ上がったものの、その働き口の多くは非正規職であったり、正社員であっても労働条件の厳しいものであったりすることは、おそらくみなさんよくご存じだと思います。
 その上、さらに問題があります。ここまで、当たり前のように「労働者」という言葉を、使ってきました。ひょっとしたら、この「労働者」という言葉に違和感を感じる方もいるかもしれません。
 何らかの理由で、働きたくても働けないという人や、あるいは今の社会にはなじめないという人々も存在しているからです。たとえば、就職氷河期世代(ロスジェネ世代)に生まれ、「引きこもり」状態になったままでいる人々のことなどを考えれば、わかりやすいかと思います。


 実は、わたしたちフリーターユニオン福岡は、労働組合として労働問題に取り組むだけでなく、組合員たちがこの厳しい時代を生き延びること、すなわち生存すること、をも重視しています。
 正規・非正規労働者だけでなく、「引きこもり」や「ニート」と呼ばれて社会から疎外されている人々、あるいは失業者とともに、生存と連帯の道を目指しているのが、私たちなのです。


 また、みなさんご承知のように、今日5月1日は、天皇明仁の「生前退位」とそれにともなう代替わりによって、「新天皇」徳仁の即位の日でもあります。
 これは、長い年月をかけ、世界中の労働者が獲得してきた権利を、冒涜するような行為です。まるでメーデーという歴史的な日付が乗っ取られたかのようです。

みなさん!
今日という日は、わたしたちから吸い上げた税金でのうのうと暮らし、大嘗祭などわけのわからない怪しげな儀式に大金をつぎ込んでいる「天皇」のために祝うのはやめましょう。

ふだん働いている自分たちのために、あるいは社会になじめないでいる自分たちのために、世界の労働者たちとともに祝いましょう。
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