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嘱託雇用差別にも渇!

姑息なパワハラに喝!
                                                   嘱託社員 M
 
 「何か苦しい」「なぜか辛い」と思いながら就労している人は多いと思う。後でその原因がパワハラだったり、モラハラ、セクハラだと気付いても我慢していると、行き場のない怒りを抱え込んで病気になる。
 だから踏みつけられたら、すぐ「痛い!」と声を上げよう! 自分の後に続く社員も同じ目に遭うかもしれないから。たとえ転職しても同じ問題にぶつかることもあるから。労働組合に加入して闘おう! 会社の不正を監視し、是正して働きやすい職場に変えるのが、労組の役割でもあるのだから。たとえ相手が大企業であっても、法律に違反しているのなら、勇気をもっておかしいことはおかしいと言おう! 憲法に保障された労働者の権利を行使しよう! ということで、勇気ある者の集まりがフリーターユニオンなのかもしれないと思う。


 その後の嘱託雇用差別事件の経過をかいつまんで報告すると、今年1月9日に「組合加入通知並びに団体交渉要求書」を会社に提出。賃金の減額改善、賞与算定の是正、年度末一時金要求、深夜勤務廃止、再雇用期間を63歳から65歳に延長すること、名ばかり管理職時代の残業代支給などを要求したところ、同29日に木で鼻をくくったような回答書が来た。
 そこには「経営側に意見を述べることもあり、(顧問として)組合活動を自粛されてはいなかったと考えております」という記述があり、これを嫌悪して嫌がらせをしていたのだなということが判明した。賃金の減額は規定に即したものであるとか、賞与算定は勤務評価を公正に評価したものであるとか、過酷な深夜勤務は他の高齢者にもしてもらってるとか、不誠実そのものの回答であった。おまけに回答書の宛先、フリーターユニオンの代表執行委員・丸田さんの姓が「丸太」になっており、校閲を請け負う会社として実に恥ずかしい誤植が発覚。故意の嫌がらせなのか疑わしいので、当人も含め厳重に抗議した。
2月25日に要求書2を提出、労担が「(私が)退職前に20日間の休みを取った」との虚偽発言、1月に勝手に1日有休消化させられた件に抗議、謝罪を求めた。

 第1回目の団交は3月19日、会社側2人(労担、新聞制作事業本部水谷部長)、組合側6人の参加で行われた。こちらの勢いに押されたのか、労担は虚偽発言を謝罪、水谷部長は勝手な有休消化について突然起立して謝罪、有休は戻してもらうことになった。組合側は産業医から夜勤を減らすよう意見が出たのに、会社が無視していたことを追及すると同時に、嘱託就業規則には「原則夜勤をさせない」という定めがあることを指摘。驚くことに水谷部長はその規定を知らなかったことが発覚し、部長としての適格も疑われることが判明した。また、リストラの常套句である「会社自体が危うい」「もうやってもらう日勤の仕事がない」といった不誠実な発言もあり、怒り渦巻く団交であった。

 4月20日に要求書3を提出。社長の同席がなく不誠実であることを指摘。パワハラまがいのシニア社員は3月末で契約解除したこと、雇用契約は65歳まで延長できること、年度末一時金支給などについて確認した。要求としては、ストレスチェックの高ストレス判定にかかる事後的対応についての文書記録の開示、復帰後は日勤のみにすること、不誠実発言についての撤回と謝罪などであった。

 4月25日には回答書が届き、組合側の要求に従い、産業医の意見書を団交で開示する旨が記されていた。また就業規則違反の深夜勤務については「義務付けた認識はありませんでした」などというふざけた回答だった。
 第2回団交は4月26日、前回と同じ会議室で開催。経営が悪化して戻るところがないといった不誠実発言についてあらためて抗議。会議室を借りる余裕もあり、前年度は黒字で年度末一時金が出た事実とも矛盾する発言であった。また夜勤が義務ではないとの回答なので、夜勤はしないと釘を刺した。その後、産業医の意見書が公開され、積極的に夜勤を減らすよう書いてあることが分かったが、会社は却って夜勤を増やしていたのは嫌がらせとしか思えなかった。さらに水谷部長は当該の仕事上のスキルについて全く把握しておらず、編集や取材ライター経験も含めて今後の職種を検討することとなった。当該の現状としては、過敏性大腸炎が完治せず、6月まで休職し7月から緩やかな復帰をすることを要求し了承された。

 これまでの団交を通じて思うのは、会社の姑息な対応とあいまいな虚偽発言、適格性を疑う言動が多く、これまでの私に対する嫌がらせやパワハラは、全て不当労働行為だということだ。次回団交は、6月14日の予定。復帰に向けたより具体的な条件と待遇、積み残した課題について協議しますので、皆様の再結集をよろしくお願いいたします。
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不当解雇! [組合活動]

世の中の解雇とは、ほぼそのすべてが不当なものであるというのは、労働組合運動的な常識である。
普通解雇ってなんだ?
とりあえず労働基準法や労働契約法にも、その解雇手続きにおいて、よほどの合理的解雇理由がなければ、労働者を解雇することはできないと明記されています。

それくらいのことを、経営者は頭に入れていて欲しい。
たぶん、薄ぼんやりとは、分かっているのだと思う。
だから、多くは正式な解雇手続きなど踏むことはないのですね。

「もう、明日から来なくていいから」みたいな、軽いタッチで労働者の首を切ることになっているのですね。

突然、そんなことをいわれて、その場で反論できる労働者がどれだけいるだろうか。
いや、ほぼいない。

今回、わが組合員は、組合員であったからこそ、そのことに対して一人で立ち向かうことができたのです。

東京に本社を置く某宅配会社は、管理者という名の一社員の電話一本で、解雇をやってのけようとしました。
何が気に食わないのか、ありもしない理由をとってつけてです。
まあ、労働組合に加入してることが気に食わないのでしょう。

それにしても、日頃ほとんど顔を合わせることもない職員から、電話一本で「辞めて欲しい」なんていわれて、「はい、分かりました」とは言えないでしょう。

組合から、「解雇するなら文書で通知をだすように」と伝えると「え、今日中にですか?」とおおしゃる。
解雇すると決めたのも、言ったのも、あなたじゃないですか?
誰も解雇してくれとは頼んでいませんってこと。

ああ、それは大型連休の前のことでした。

2.3日後に届いた解雇通知があまりにでたらめすぎて、本社に団交要求してますが、5月末で解雇といいながら、回答を5月末まで猶予してくれとのこと。業務多忙なんだと。

業務多忙時に、大事な労働者の首を、軽いタッチで切ったのは誰ですか?

もう、絶対に許されません。この数々の違法行為を徹底的に争います。
一人の労働者の重みを教えてあげたいと思います。

ご支援のほど、よろしくお願いします。

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「怠ける権利!」学習会 第7章 [イベントなど告知]

「怠ける権利!」学習会も第7回となります。

つまるところ、戦後社会を見直すという作業になっています。
学習会の結論はいつも「人が人らしく生きるために必要なものは?」とか、
「豊かさとは何か?」といった生きる意味の核をどこに求めていくのかといった話になっています。
前回は、「死」というものについても言及、命を尊ぶというごく当たり前の人間としての自然の営みすら、今、人は失いかけている・・・。「死」すら消費されていく・・・。

「怠ける」とは、つまるところ人間らしく生きるということなのでしょう。

さてさて、第7章 「棄民の国家」の完成とのタイトルです。

次回は、5月17日(土)10時頃からだらだらとおしゃべりしています。どうぞ、ご参加ください。
生きる意味が少しは見えてくるかもです。



第7章 「純ちゃん」と「晋ちゃん」──「棄民の国家」の完成


1「自己責任!」──小泉純一郎とその時代

「自民党をぶっ壊す」──ポピュリズム政治の幕開け
ナルシシズムが浸透した日本社会
エゴイスト角栄VSナルシスト純一郎
イラク人質事件と「自己責任論」
「公務員の身分を剥奪する!」──郵政民営化選挙


2「生きさせろ!」──「棄民」たちの逆襲

見出された貧困──「ワーキングプア・ターン」
声をあげ始めた若者たち
「丸山眞男をひっぱたきたい!」──平成と昭和の世代間戦争
秋葉原の惨劇──「まなざしの不在の地獄」
働く人への同情/働かない人への偏見


3「棄民の国家」の完成

二度の政権交代──日本政治の漂流
「遊戯」・「饗応」・「称号」──「自発的隷従」を調達する安倍政権
ナルシシズムの二つの形──「純ちゃん」と「晋ちゃん」①
構造改革と「アベノミクス」──「純ちゃん」と「晋ちゃん」②
「棄民の国家」の完成


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2019FUFメーデー [組合活動]

代替わりだとか、10連休だとか、支配された時間を過ごす人々の群れ。
そのようななか、われわれフリーターユニオンという持たざるものたちのメーデーは、
毎年のとおり、行われました。

戦後民主主義も崩壊し、資本制社会の限界を超えた、なんとも生き辛い社会に、
われわれはしぶとく生き延びていこう。

私たちの呼びかける声に振り向き、ビラを受け取りくる若い人も。
そして、また新しい仲間もやってきました。

やられたらやりかえす!
資本というなの権力に!

街頭行動のあと、仲間との交流は続きました・・・・。
来年のメーデーは、あなたを待っています。


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