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FUF2022メーデーは、ねぞべりメーデー [イベントなど告知]

2022.5.1  FUFねそべりメーデーへ


 世界は、社会は、どこから見えるのだろう?見ればいいのだろう?
 私たち持たざる者たちは、どんな世界を、社会を、どこから見ることができるだろう?

 テレビやネットじゃない世界を見たい。
 日々の賃労働のための小さな人間関係だけの社会じゃない世界を見たい。

 学校や社会の競争や自己責任だけで汲々とした場所じゃない世界を見たい。
 マスメディアにあおられた不安だらけの空気じゃない世界を見たい。

 
 テレビを見て、遠くの誰かに思いを馳せることができるだろうか?
 小さな自分が、持たざる労働者ができることは何か?
 「何もできない」ではなく、日常の自分の生活をいったんストップして、「何もしないこと」も大事なことではないだろうか?

 無理して働かない、我慢して働かない、人よりも働かない、
 無駄に働かない、必要のない仕事をしない、
 たくさん稼ぐ必要のない人が稼いでいる社会、
 必要なものだけを稼いで、分かち合う社会のために働こう、
 
 「ゆっくり休もう、ゆっくりすすもう、 ぼちぼち助け合っていこう」
 そんな当たり前の人間の営みを思い出さねばならない社会になってはいないだろうか?
 忘れていた当たり前の人間らしさを取り戻していこう。

 街頭へとでかけて叫んで社会を見てきたけど、今年のFUFは,結成当初の信念(笑)を思い出して、
 ねそべりメーデー。
 人は、一人ではないことを思い出して、だれかとだべったり、食べたり、飲んだり、笑ったりしながら、
 ねそべりメーデー。

 目の前にいる仲間との語らいや、笑い声から、きっと違う世界が見えてくるはず。

 はい、組合事務所で、ねぞべりメーデーやります!
 
今日から、そして明日を生きるために!







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4月学習会 延期のお知らせ ブルシット・ジョブ [組合活動]

下記学習会を、延期します(多分来月の第3土曜日)。直前で申し訳ありませんが、KBCシネマで上映される「なれのはて」と上映時間がかぶったためこちらを優先させていただきます。
ご了承ください。
みなさんも、この映画を鑑賞されてみてはどうでしょうか。

「なれのはて」



次回、FUF学習会(4月16日土曜日午後3時ころ)のテーマは、ブルシット・ジョブ。
これまでも、何度か2020年に翻訳本が発行されてから紹介してきましたが、デヴィッドグレーバーの分厚い著書をなかなか読破はできませんし、なんとなくブルシット・ジョブってこんなもんだよねーという程度の認識でした。


「ブルシット・ジョブ 」クソどうでもいい仕事の理論
いま働き方を根本的に見直し、本当に大切な仕事はなにかを考える。『負債論』の著者による解放の書。


 本は難しいけど、案外多くの働くものたちが日々感じているというのが、このブルシットジョブ感ではないでしょうか。

 翻訳された酒井隆史さんが、改めて解説書のような新書を発行しています。

「ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか」講談社現代新書

 分厚い本も話題になるほど(?) 、今の社会では労働がブルシット・ジョブとなっているのです。
 単純に長時間労働が、超過勤務とかサービス残業とかいう未払い賃金などの問題ではなく、労働そのものの内容、中身を問うことからはじめなければということです。

そうでなければ、この長時間労働も、サービス残業も、過労死や過労自殺も、無くなることなどないし、止まることを知らないということになっているのではないでしょうか。
果たして、自分の労働、働き方はどうなっているのか?このもやもや感は??と思う方は、この著書を学んでみてはどうでしょうか。


とはいえ、まずは労基法を遵守した働き方を求めていくことは、基本の「き」であることは確かですが。





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