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あらゆる相談のその元にあるものは? [雑多なつぶやき]

一人でも入れる個人加盟の労働組合であるし、不安定な労働、職種のはびこる現在であることからも、フリーターユニオンには、本当にさまざまな相談があるものです。


その仕事がどんなに短時間労働であったり、短期雇用のことであろうと(少なくとも2週間働けば簡単には解雇なんてしてはなりませんし)、どんなにちっぽけといわれるような零細企業や個人事業主に雇われようとも、雇われる側はそこで働いた賃金で生活を成り立たせているし、働きたくてそこで働くわけだ。もちろん、大企業だってそれは同じです。


さまざまな相談があるとはいえ、根本はというか本質は経営者の労働法違反なだけでなので、その労働問題を解決することはできる。

だがしかし、決して生き易い社会ではないなかで、そこに潜むそのあらゆる社会問題は労働の現場に現れてくることも当然のことだ。

その社会問題をなんとかするのが国のお仕事なわけですが、行政というか国の制度というものが、どこか間違ってるというのか、その制度を悪用されているというような、そのようなことが間間見受けられることがある。この間、多々といったほいがいいかも。

雇用する側は、「悪用しようとしてしているわけではない」というかもしれないが、まんまとそれを利用してるとしかいいようがないことが、起こっている。それは、相談を受け、実際に雇用する側に接することで分かる。

制度が安易なら、それを使うほうも安易すぎるというものだろうか。
もっと深いところにある社会の歪をそのような安易な制度といったまやかしでなんとかできるはずもないといってしまえばおしまいだろうが。


障害者雇用だけではなく、就労支援というまんま仕事を支援する制度においても、あるいは児童相談所の派遣先のような仕事であったり、さまざまな社会の歪に関することがらである。


「会社を変える障害者雇用」人も組織も成長する新しい職場づくり

紺野大輝さんという著者はすでにこの本で2冊目。よほど需要があるのかわからないが、働く側がこれだけ勉強してるだから、会社はもっと本気で勉強すべきだろうが。


OJTとか、CSRとか、なんだか横文字さえ使えばいいとおもってるような文字ばかりを並べ立てている企業というか行政の、薄っぺらな対応は、なんとかならんものかと、思う今日この頃であります。




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