学習会のお知らせーナンシー・フレイザー「正義（正しさ）について」

８月２６日（月）午後７時よりフリーターユニオン事務所にて、下記の学習会を行います。
題材が難しそうに見えるかも知れませんが、ごく当たり前のことを当たり前に主張していこう、というようなことです。
人間としてごく当たり前のことが主張できなくなっている、そんな社会をどう生きていくか、みなさんと一緒に考えて、つくっていきたいと思います。
参加したいと思われる方、御連絡いただければ幸いです。





New Left Review（NLR）とは1960年に創刊されたイギリスの雑誌です。
FUFではこれに掲載されている論文を翻訳・紹介した上、継続的に学習会を行っていくことを企画しています。
それはFUFの運動を支える理論を、自分たち自身でつくりだすためです。またFUFは労働／生存組合と名乗っていますが、その生存はつまるところは意味によって支えられるものであり、
（人はパンのみによっては生きられません）、だとするならばその意味は自分たちで作り出さねばなりません。
新たに始める企画を通して、それらのことを探っていくことができたらと考えています。


第一回目はナンシー・フレイザー「正義〔正しさ〕について――プラトン、ロールズそしてイシグロに学ぶ」を取り上げます。オリジナルタイトルは次のとおりで、全文は休止していた旧ブログに掲載します。
Nancy Fraser　 "On Justice: Lessons from Plato, Rawls and Ishiguro" ,
New Left Review 74,March-April 2012