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2020.1.20 西日本新聞記事 [ニュース記事など]

ブリヂストン甘木工場での精神障害者雇用での雇止め問題について、下記のような記事が掲載されました。

障害特性理由に雇い止め  西日本新聞記事 2020.1.20



2020.1.20西日本新聞記事.jpg








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ブリヂストンの不当労働行為を訴えました! [組合活動]

2020日1月10日、ブリヂストン株式会社が誠実な団体交渉を開催するよう、福岡県労働委員会に不当労働行為救済申し立てを行いました。


 障害者雇用促進法の趣旨を捻じ曲げるような雇止めをなしておきがら、何の反省もなく団体交渉に弁護士だけが前面に出て、同じことを繰り返し述べる、回答書以上のことは持ち帰って検討するとしか言わないなど、そもそも責任ある会社の役職がまったく出てこない、不誠実きわまる姿勢は許されません。



2019年7月5日日付で最初に提出した当組合の要求書の前文より転載。

当該組合員の入社は、2018年4月から開始された精神障害者雇用の義務化にともなう説明会を介したものであり、精神障害者を長期に安定的に雇用していくための初の試み上での採用であった上での本件雇止めであります。

 ブリヂストンによる組合員への雇止めは、有期雇用契約においても合理的理由がなく、労働基準法、労働契約法に反する違法・不当なものであるのみならず、障害者雇用促進法の趣旨を捻じ曲げたものであるばかりか、雇用時においてはあからさまな差別的取り扱いがなされたことなど、断じて許されません。

 さらに端的に本件問題点を指摘するならば、障害者雇用促進法を利用した企業ぐるみの障害者差別であり、憲法はじめ国際人権規約に基づいた障害者差別解消法に反する重大な違法行為でもあり、到底許されるものではありません。

ブリヂストンは、世界的に名を知らしめたグローバル大企業であり、ホームページ(https://www.bridgestone.co.jp/csr/human_rights/index.html)に掲載された「人権・労働慣行」のミッションとして、「基本的人権と責任ある労働慣行を推進する」「私たちは、多様な人々を受け入れる文化を醸成します。ブリヂストングループの全ての事業体と事業拠点は、倫理的な労働慣行を取り入れ、従業員と信頼関係を築き、多様性と基本的人権を尊重します。」と高々と掲げられています。

 そのようなブリヂストンが本件雇止めならびに障害者差別を容認したまま、なんらの対応もせず、放置し、隠蔽、温存していることは、社会的制裁をも免れるものではありません。ついては、要求に誠実に回答するとともに、誠意ある対応としての団体交渉の開催を要求します。


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アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した [本や映画などの紹介]

2010年がやってきました。
何をか労働者に明るい未来があるのかといえば、私たちは時代を一歩でも先取りするために学べるということか。
やられたらやりかえせだけど、やられる前に避けよう!
そのために学ぶしかないことを、今年もともに!

とりあえず2010年最初の課題書は、これです。
焦ることはないけど、やられる前に学びましょう。


アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した 潜入・最低賃金労働の現場 ジェームズ・ブラッドワース/著 濱野大道/訳


これは「異国の話」ではない 英国で“最底辺”の労働にジャーナリストが自ら就き、体験を赤裸々に報告。働いたのはアマゾンの倉庫、訪問介護、コールセンター、ウーバーのタクシー。私たちの何気ないワンクリックに翻弄される無力な労働者たちの現場から見えてきたのは、マルクスやオーウェルが予言した資本主義、管理社会の極地である。グローバル企業による「ギグ・エコノミー」という名の搾取、移民労働者への現地人の不満、持つ者と持たざる者との一層の格差拡大は、我が国でもすでに始まっている現実だ。 目次 第1章 アマゾン 第2章 訪問介護 第3章 コールセンター 第4章 ウーバー

「私たちがやらねばならないことはひとつ。耐えられないことがあれば、変えること。今こそ変化の時だ」という、公式上映後のケン・ローチ監督のスピーチがさらなる拍手を呼んだ感動作

映画「家族を想うとき」ケン・ローチ監督   KBCシネマで上映中。

イギリスの現実をこの映画も描いていますが、労働組合とか労働運動というものがかけらも出てこない、
このこと自体が現実を描いてるとしか言いようがない、まるでSFの世界のような怖さがあります。

労働者性を奪われることで、さらに搾取の強度が増していく社会。
疑問を抱き異議を唱える隙間さえ与えられない社会。




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